神武天皇の統治を準備された天之蕗根命と櫛甕玉命


このメルマガでの前提です:『聖書』のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

アブラハムを訪ねる主と2人の御使い
アブラハムを訪ねる主と2人の御使い

書籍のご案内

【 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ2 ASIN: B079D9RNVC 】
 2018年(平成30年)1月刊
 電子書籍
誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!
 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みは正六面体の立体構成を目指していた。
 超新星の合体、次元や時空構成としての国生み。
 日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌の意味とは?

【 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ1  ASIN:B077PV2VGL 】
 2017年11月23日刊。
誰も知らない天照大御神の岩戸開きの真相!
 女神の天照大御神様に代わって、どのようにして男神の天照神が現われたのか?
 聖書の神の言葉が唯我独尊のように聞こえてしまうのは、天之岩戸開きの状況をつぶさに検証すると自ずと理解されてきます。

「聖書の封印が解かれる日」シリーズ3の予定は

(仮題)海原(あまはら)に落下した高天原(たかあまはら)

 こんにちは、成田亨です。
 平成30年2月11日は「建国記念の日」です。
 紀元前660年に神武天皇が建国され、
 今年は皇紀2678年ということになります。

 神武天皇が国を興される前、
 世界の文明状況は
 紀元前4000年ごろには、
 メソポタミア文明
 エジプト文明
 インダス文明、ガンジス文明
 黄河文明
 ・・・といった文明が栄えていました。

 それに対して、日本では
 紀元前660年に神武天皇が
 日本を建国されている。

 「創世記」を読み、そして、日本の状況に目を転じると
 この3000年のギャップに戸惑います。

 実際のところ、
 当時の日本の置かれている状況は
 どうだったのでしょう?

 神武天皇が東征に至る経緯を振り返ってみたいと思います。

 『古事記』や『日本書紀』では、
 神武天皇が15歳になった頃の話から始まっているので、
 神武天皇が誕生される前の日本と世界の状況というのは、
 『古事記』や『日本書紀』では語られていません。

 当時の日本の状況というのは、どういう時代だったのでしょうか?

 出雲大社の天之蕗根命と櫛甕玉命が
 どのように神武天皇の国造りの準備を整えていったか、
 という観点から整理したいと考えています。

 このメルマガの趣旨は、
 日本神話と「創世記」をつなげることに置いています。

 「創世記」を語る上で、
 避けて通ることが出来ないトピックに
 アブラハムの登場があります。

 アブラハムの登場は、
 紀元前3000年前頃のこととも、
 紀元前2000年前頃のこととも言われています。

 日本では、鵜葺草葺不合尊の治世にあたっており、
 神武天皇が誕生される1500年から2500年前のトピックです。

 アブラハムと妻サラの子がイサクで、
 現在のユダヤ人の父といわれる存在です。

 対して、サラの召使ハガルとアブラハムの子が
 イシュマエルです。
 このイシュマエルが現在のアラブ人の父といわれる存在です。

   現在のアラブ人にしても、ユダヤ人にしても
 アブラハムから始まっている。

   このアブラハムを指導された神の御使いが
 出雲の天之蕗根命と対馬の豊祗彦命です。

 「創世記」18章には「ソドムとゴモラの滅亡」が記述されています。

 私がその部分を読んでいると、
「創世記」の文章のなかから
「お〜い、お〜い、ワシじゃ、ワシじゃ」
 と呼びかけてくれる声がしてくるのです。

 その声を感じるたびに、
 茨城県の西金砂神社に祀られている大己貴命だと感じていました。

 茨城県の西金砂神社の御祭神の大己貴命とは、
出雲の天之蕗根命のことです。

 出雲の天之蕗根命が対馬の豊祗彦命とともに世界を周っていたとき、
 神の御使いとして、アブラハムを指導されてこられたようです。

 日本では八百万神が集うので、
 八百万神の個々の名が呼ばれても差し支えありませんが、
 八百万神が日本をでて活動する場合は、御自分の名を語らず
「神の御使い」を名乗って活動するケースが多かったようです。

 特に、「創世記」では、
「大(おお)」の領域に降られた伊邪那岐命の意向に沿って
動かれる神々が「神の御使い」と呼ばれている。

 「大(おお)」の「社(やしろ)」と呼ばれる
出雲大社の神々が、「大(おお)」の領域に降られた
伊邪那岐命の手足となって動かれている。

 つまり、出雲大社の神々と対馬の神々が
「創世記」の天の領域に降られた伊邪那岐命の手足となって
動かれているのです。

 この部分が
 日本人が、「創世記」を読み込む際の留意点です。

 日本神話を奉じる日本民族が、世界に向けて歩み出せるように
「創世記」の岩戸を一つづつ開けていきたいと思います。

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 ↓ホームページでもお読みいただけます。
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180208.html
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■ 2月の勉強会の案内です。 ■
(1)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
(2)2018年2月24日(土):18時から21時まで

  費用は1,500円(会場で受領します)です。
 練馬高野台駅前地域集会所
 所在地: 〒177-0033 東京都練馬区高野台1丁目7ー29
 講師:成田亨
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 トランプ大統領の2017年11月のアジア歴訪によって、世界史の状況は、
 一回は下のような動画を見ておいた方がいいと言いたくなる状況です。
【短編】響くJ アラート!ミサイル着弾までの5分間を描く「青い鳥」

2月の勉強会のテーマの案内です

■さて、今日のテーマは

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【今日のお話】 ◆ <2月11日の勉強会のテーマ>のお知らせ ◆
 ソドムとゴモラにみる主の御使いとしての天之蕗根命。
 神武天皇の統治を準備された天之蕗根命と櫛甕玉命の業績とは?
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180208.html
 ↑ホームページでもお読みいただけます。
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 『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 の成果の一つは、天(てん)と「大(おお)」の領域の識別を明確化できたことにありました。

 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの最初の子は、淡道之穂之三別島でした。
 この名が示す通り、伊邪那岐命と伊邪那美命は、
 高天原(たかあまはら)
 大(おお)
 海原(あまはら)
 の三つの領域を作られようとされたらしいのですが、
「大(おお)」の領域を造り上げることができなかったようです。

 これが伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みが
 未完成といわれる所以です。

 高天原(たかあまはら)を知らすのは天照大御神
 海原(あまはら)を知らすのは須佐之男命
 と神定されていますが、
 大(おお)の領域を知らす神がまだ定まっていません。

 しかし、
 大国常立神や大国主神という神名が与えられていることから、
 大(おお)の領域を統治する神は既に定まっているらしい。

 大(おお)の領域が未完成であるために、
大国主神を大(おお)の領域を知らす神として神定出来ないでいるらしい。

 伊邪那岐命は伊邪那美命と別れてから、
 大己貴命や大国主命の協力を得て、
 大(おお)の領域を造り上げようとされてきたらしい。

 大(おお)の領域とは、「創世記」の天の領域です。

 「創世記」ではノアの方舟以降、
久しぶりに主(伊邪那岐命)がアブラハムのもとに降っていきます。

 それでは、そういう観点から
「創世記」18章の記述をお読みください。

アブラハムを訪ねる主と2人の御使い
 アブラハムを訪ねる主(伊邪那岐命)と2人の御使い(出雲の天之蕗根命と対馬の豊祗彦命)

〔第18章1〕はマムレのテレビンの木のかたわらでアブラハムに現れられた。それは昼の暑いころで、彼は天幕の入口にすわっていたが、 〔第18章2〕目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。彼はこれを見て、天幕の入口から走って行って彼らを迎え、地に身をかがめて、 〔第18章3〕言った、
わが主よ、もしわたしがあなたの前に恵みを得ているなら、どうぞしもべを通り過ごさないでください。 〔第18章4〕水をすこし取ってこさせますから、あなたがたは足を洗って、この木の下でお休みください。〔第18章5〕わたしは一口のパンを取ってきます。元気をつけて、それからお出かけください。せっかくしもべの所においでになったのですから」。
 彼らは言った、
「お言葉どおりにしてください」。
〔第18章6〕そこでアブラハムは急いで天幕に入り、サラの所に行って言った、
「急いで細かい麦粉三セヤをとり、こねてパンを造りなさい」。
〔第18章7〕アブラハムは牛の群れに走って行き、柔らかな良い子牛を取って若者に渡したので、急いで調理した。〔第18章8〕そしてアブラハムは凝乳と牛乳および子牛の調理したものを取って、彼らの前に供え、木の下で彼らのかたわらに立って給仕し、彼らは食事した。
〔第18章9〕彼らはアブラハムに言った、
「あなたの妻サラはどこにおられますか」。
 彼は言った、
「天幕の中です」。
〔第18章10〕そのひとりが言った、
「来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生れているでしょう」。
 サラはうしろの方の天幕の入口で聞いていた。
〔第18章11〕さてアブラハムとサラとは年がすすみ、老人となり、サラは女の月のものが、すでに止まっていた。 〔第18章12〕それでサラは心の中で笑って言った、
「わたしは衰え、主人もまた老人であるのに、わたしに楽しみなどありえようか」。
〔第18章13〕はアブラハムに言われた、
「なぜサラは、わたしは老人であるのに、どうして子を産むことができようかと言って笑ったのか。 〔第18章14〕にとって不可能なことがありましょうか。来年の春、定めの時に、わたしはあなたの所に帰ってきます。そのときサラには男の子が生れているでしょう」。
〔第18章15〕サラは恐れたので、これを打ち消して言った、
「わたしは笑いません」。
 は言われた、
「いや、あなたは笑いました」。
〔第18章16〕その人々はそこを立ってソドムの方に向かったので、アブラハムは彼らを見送って共に行った。 〔第18章17〕時には言われた、
「わたしのしようとする事をアブラハムに隠してよいであろうか。 〔第18章18〕アブラハムは必ず大きな強い国民となって、地のすべての民がみな、彼によって祝福を受けるのではないか。 〔第18章19〕わたしは彼が後の子らと家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公道とを行わせるために彼を知ったのである。これはがかつてアブラハムについて言った事を彼の上に臨ませるためである」。
〔第18章20〕はまた言われた、
「ソドムとゴモラの叫びは大きく、またその罪は非常に重いので、 〔第18章21〕わたしはいま下って、わたしに届いた叫びのとおりに、すべて彼らがおこなっているかどうかを見て、それを知ろう」。
〔第18章22〕その人々はそこから身を巡らしてソドムの方に行ったが、アブラハムはなお、の前に立っていた。 〔第18章23〕アブラハムは近寄って言った、
「まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。 〔第18章24〕たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。 〔第18章25〕正しい者と悪い者とを一緒に殺すようなことを、あなたは決してなさらないでしょう。正しい者と悪い者とを同じようにすることも、あなたは決してなさらないでしょう。全地をさばく者は公義を行うべきではありませんか」。
〔第18章26〕は言われた、
「もしソドムで町の中に五十人の正しい者があったら、その人々のためにその所をすべてゆるそう」。
〔第18章27〕アブラハムは答えて言った、
「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。 〔第18章28〕もし五十人の正しい者のうち五人欠けたなら、その五人欠けたために町を全く滅ぼされますか」。
 は言われた、
「もしそこに四十五人いたら、滅ぼさないであろう」。
〔第18章29〕アブラハムはまた重ねてに言った、
「もしそこに四十人いたら」。
 は言われた、
「その四十人のために、これをしないであろう」。
〔第18章30〕アブラハムは言った、
わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしは申します。もしそこに三十人いたら」。
 主は言われた、
「そこに三十人いたら、これをしないであろう」。
〔第18章31〕アブラハムは言った、
「いまわたしはあえてわが主に申します。もしそこに二十人いたら」。
 は言われた、
「わたしはその二十人のために滅ぼさないであろう」。
〔第18章32〕アブラハムは言った、
わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしはいま一度申します、もしそこに十人いたら」。  主は言われた、
「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう」。
〔第18章33〕はアブラハムと語り終り、去って行かれた。
 アブラハムは自分の所に帰った。
〔第19章:1〕そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、〔第19章:2〕言った、
わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。
 彼らは言った、
「いや、われわれは広場で夜を過ごします」。
〔第19章3〕しかしロトがしいて勧めたので、彼らはついに彼の所に寄り、家にはいった。ロトは彼らのためにふるまいを設け、種入れぬパンを焼いて食べさせた。 〔第19章4〕ところが彼らの寝ないうちに、ソドムの町の人々は、若い者も老人も、民がみな四方からきて、その家を囲み、 〔第19章5〕ロトに叫んで言った、
「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。
〔第19章6〕ロトは入口におる彼らの所に出て行き、うしろの戸を閉じて、 〔第19章7〕言った、 「兄弟たちよ、どうか悪い事はしないでください。 〔第19章8〕わたしにまだ男を知らない娘がふたりあります。わたしはこれをあなたがたに、さし出しますから、好きなようにしてください。ただ、わたしの屋根の下にはいったこの人たちには、何もしないでください」。
〔第19章9〕彼らは言った、
「退け」。
 また言った、
「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする。それで、われわれは彼らに加えるよりも、おまえに多くの害を加えよう」。
 彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。 〔第19章10〕その時、かのふたりは手を伸べてロトを家の内に引き入れ、戸を閉じた。 〔第19章11〕そして家の入口におる人々を、老若の別なく打って目をくらましたので、彼らは入口を捜すのに疲れた。
〔第19章12〕ふたりはロトに言った、
「ほかにあなたの身内の者がここにおりますか。あなたのむこ、むすこ、娘およびこの町におるあなたの身内の者を、皆ここから連れ出しなさい。 〔第19章13〕われわれがこの所を滅ぼそうとしているからです。人々の叫びがの前に大きくなり、はこの所を滅ぼすために、われわれをつかわされたのです」。

〔第19章24〕は硫黄と火とをの所すなわちからソドムとゴモラの上に降らせて、 〔第19章25〕これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。
 〔第19章26〕しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。
〔第19章27〕アブラハムは朝早く起き、さきにの前に立った所に行って、 〔第19章28〕ソドムとゴモラの方、および低地の全面をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。

○ ソドムとゴモラの滅亡の真相は小惑星衝突?。

 ニネヴェ遺跡で見つかった謎の石版には、紀元前3123年6月29日未明に小惑星衝突しているといわれています。
 それが、ソドムとゴモラの滅亡に繋がったのではないかという推測です。

 http://enigma-calender.blogspot.jp/2014/02/sodom-gomorrah.html
 からの引用です。

 この粘土板は紀元前700年頃にアッシリア人の書記官によって作られたとされ、発見されてから、150年以上にわたり謎のままだったが、アラン・ボンドとブリストル大学のマーク・ヘンプセルが、その謎を解明した。
 この円形の粘土板にはその名のとおり星図が描かれており、ふたご座・木星などの惑星と、アピンと名づけられた正体不明の矢印が書きこまれており、この天体配置があった日の明け方の5時30分ころに、4分半かけてアピンは地上に落下したという記述が残されていたという。
 実際にアラン・ボンドの解析により、コンピューターでこの粘土板に記されている数千年前の夜空を再現したところ、「紀元前3123年6月29日未明」の状態であったと特定され、アピンの記述は典型的なアテン群小惑星の落下の記録であると結論付けた。
 彼らによれば、この粘土板は、古代シュメール人による小惑星衝突の観測記録であり、それはオーストリア側のアルプス山脈にあるコフェルスで起こった天体衝突を記しているという。
 このとき衝突した小惑星は直径が1.25km。
 ギリシャ上空で大気圏に突入し、アルプス上空で爆発を起こしたという。
 その威力は世界最大の核兵器の100倍であり、ツングースカに落ちた隕石の1000倍とも言われており、破片は900キロ上空にまで達し、大気圏に再突入し、地中海を越えて、ソドムとゴモラがあったとされる死海周辺にまで及んだとされる。
 破片は摩擦熱を帯び、瞬間的に地表温度は400度まで上昇したとされるため、小惑星の破片が飛んできた地域にいた人々は、瞬時に焼け焦げ、跡形もなく消えたと思われている。
 先の聖書の引用では、ロトの妻が塩柱になったと表現されているが、おそらく瞬時に焼け焦げて死海に並ぶ塩柱のような遺体が残ったのかもしれない。

 以上が引用。

 伊邪那岐命が降られていったのは、高天原の直下の大(おお)の領域です。

 上の引用を伊邪那岐命の領域の話とみても、何ら不都合はありません。

(1)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
  建国記念日なので
 ソドムとゴモラにみる主の御使いとしての天之蕗根命。
 神武天皇の統治を準備された天之蕗根命と櫛甕玉命の業績とは?
 申込み ⇒ http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

(2)2018年2月24日(土):18時00分から21時まで
 2月11日でお話しできなかったテーマから、改めてお知らせします。
 申込み ⇒ http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

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   ☆☆      編集後記      ☆☆
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 電子書籍
誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!について、
【2018年2月1日にY・Oさんからの感想文です】

 面白かったのは、
(レ)ビッグバンの前の宇宙の姿が描かれていたこと、
(レ)そして、旧約聖書の創世記と古事記等日本神話、さらにホピの伝承が同じものを違う側面から語っていて、お互いに補完できるようなものともいえるということ、
(レ)とくに日本神話は、高位の神界を反映していることなどでした。

 また、私もこれまで宇宙の位置関係を、なるべく正確に受け取れるように、文字の描写を絵にうつしてみたりしながら理解につとめましたが、神話のなぞなぞのような描写を、わかる方というのはこれだけリアルに伝えられるものなのだなと、あらためて驚かされておりました。
 「天」の文字が、その構造を表していることも当然のようで、不思議に違いなく、興味深く思われましたし、余分なことですが、たまたま自分の現在の姓である「大」の文字も、その一部となっていて、個人的に余計に身近に感じてしまったりでした。
 「別」という文字の読みの違い、識別記号としての意味など、やはり、こうした古伝のわからないことがらにも、明快な意味があるのだなと思いました。
 多面体のお話も、不思議ですが、かなり以前、出典も記憶していないのですが、何かの書物でみたイラストに、地球の周りを取り囲むようにいくつかの多面体構造のグリッド線が描かれていて、その頂点はツボみたいなものだと書かれていたものを思い出しました。
 ビッグバンも、地球も、毎日の暮らしのなかで誰かといがみあってしまって悩んだり、落ち込んだりで一生過ごして行く自分のような者からみて、途方もなく大きな、時を超えた出来事であり、存在ですので、神様というのは、どんなに巨大な存在であられるのだろうとただ思いをとめて、この目で空を見上げたり、足元の大地に向けてみることができるのみです。
 幾多の変動により形を変えていたとしてもこの国も、神様が生まれたのだと思うと、ふだんは忘れているのですが、とても神聖ですね。
 でも、この地球さえ、まだ国生みとして未完に終わっているということで、これから尚新しい物語がはじまるのですね。その大変動のなかで人間がどうなるのか、わかりませんが、宇宙も地球も神様も生きて活動なさっている、進化をしてゆくのだなと想像します。
…話はかわりますが、わたしの父方の家の人々は、毎年、新年になると滋賀の多賀大社の講に出かけていたようで、自分も小さい頃親と一緒にお邪魔していました。
今回、淡海の高とは、伊奘諾神宮であると知りましたが、まもなく節分ですので、そちらまでは行けなくとも、自分にとっては近しい多賀のお社へ、おたずねしてみたくなりました。

…今回の復習と感想は、以上デス…

誰も知らない伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

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 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ2 

誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

(レ)超新星の合体、次元や時空構成としての国生み。
(レ)伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みは正六面体の立体構成を目指していた。
(レ)日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌の意味とは?

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  目次

第一章 言葉の定義。日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌
  第一節 ビックバーン宇宙の前に宇宙が存在している
  第二節 『古事記』の天地創造には、2つの天地創造がある
  第三節 日本の神々は10個の次元の領域の創造を目指している
  第四節 「創世記」の天地創造
  第五節 日本神話の高天原とあまはら(海原)、うなばら(海原)
  第六節 天之御中主神の天と「創世記」の天は違う、「創世記」の深淵とは
  第七節 天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつね)
  第八節 「創世記」の天に対応する国生みの「大」という言葉
  第九節 大倭秋津島と大嶋
  第十節 伊邪那岐命が「創世記」の天に降られたのはいつか
第二章 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの記述
  第一節 千引の岩戸開きが行われると予告
  第二節 国生みの記述〜『ひふみ神示』(岡本天明)
  第三節 正六面体について考えることになったキッカケ
  第四節 伊邪那岐命と伊邪那美命は正六面体の立体構成を目指した
  第五節 ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉える
       ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉え、日本を頂点に据えている
  第六節 出雲の国引き神話の正体、正八面体の立体構成
  第七節 新しい天と新しい地、新しい心と新しい霊
      『ひふみ神示』の千引の岩戸開きに向けての一節
第三章 音で国を造った、おのころの四音
  第一節 友が島(和歌山県加太港)のオノコロ島
       仁徳天皇が読んだ歌
  第二節 和歌山県の友が島に対応する神社の実体験に基づく検証
  第三節 徳島県阿南市の蛭子神社と淡島神社
  第四節 オノコロ島と推定するための条件
  第五節 天之浮橋伝承が残っている場所があった
  第六節 島根県の隠岐諸島(島前・島後)はオノコロ島なのか
第四章 西ノ島(島根県)と霊石山(鳥取県)の天照大神の降臨伝承
  第一節 「タダヨエル」状態の「おのころ四音」
  第二節 西ノ島(隠岐諸島の島前)の天照大神の伝承
       『秀真伝』に残されている記録
       西ノ島の天照大神の降臨伝承
  第三節 霊石山(鳥取県八頭町)にある天照大神降臨伝承
       霊石山周辺は因幡の白兎の物語の中心地
       出雲の国譲りのために派遣された天之穂日命
  第四節 隠岐諸島(島根県)と霊石山(鳥取県八頭町)
  第五節 隠岐の三子島の別名は天之忍許呂別である
  第六節 淡道之穂之狭別島
       ゲゲゲの鬼太郎と魔軍伝承
第五章 大国主命(櫛甕玉命)の二度の遭難と復活、日本の未来
  第一節 櫛甕玉命(大国主命)
  第二節 日本滅亡と復活の預言
第六章 伊予の二名島以降の国生み
  第一節 五四(ゐよ)の歌、伊予の二名島
      『ホピ 宇宙からの聖書』フランク・ウオーターズ著(徳間書店)
  第2節 隠岐の三子島、天之忍許呂別(あまのおしころわけ)
      2015年2月の川崎市中1男子生徒殺害事件
  第3節 筑紫島
  第4節 国歌「君が代」は伊邪那岐命と伊邪那美命を讃える歌
  第5節 伊岐島
  第6節 津島
  第7節 佐渡島
  第8節 大倭秋津島
第七章 六島の島生み
  第1節 吉備之児島、小豆島
  第2節 大嶋 大多麻流別はどこか
  第3節 女島 天一根はどこか
  第4節 知詞島と両児島
  第5節 伊邪那岐命と伊邪那美命の最北端の伝承〜唐桑半島
  第6節 蛍の光
あとがき

このメルマガの前提です:「天」と高天原(たかあまはら)とは?

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あいう

 このメルマガの前提です:『聖書』「創世記」のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

 2016-2017年に日本の神々の状況は全て整いました。
「創世記」第一日目の神と第二日目の神は、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みをしている時のお姿です。
 第三日目から第六日目までの創造は、伊邪那岐命と伊邪那美命が神生みをしている時のお姿です。
 第七日目は、伊邪那岐命と伊邪那美命が別れるのでお二人での創造を休まれることになります。
 「創世記」第二日目で、神は大空を造り、「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 といい、大空の下と大空の上に水を分けさせられました。 そして、神は大空と呼ばれています(「創世記」第一章8節)。
「創世記」の「」の定義は厳格になされています。
 伊邪那岐命と伊邪那美命の大八島の国生みのとき、最後に産みあげられるのが「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」で、この「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」が「創世記」の「」に対応しています。
 「創世記」の天の位置を、日本神話のなかで厳密に定義すると、「大」という領域に相当しますが、「大」という観念が今では失われてしまっています。日本で「大(おお)の社(やしろ)」といった場合は、出雲大社のことをいいます。
 日本の神話では大空の下の水を「海原(あまはら)」と呼び、大空の上の水を「高天原(たかあまはら)」と呼び、定義されています。
 『聖書』「創世記」では大空の上の水についての定義はなされていません。しいてあげれば「深淵」と表現されるに留まります。
 日本神話はその「深淵」の物語なのです。
 『聖書』は、神が人々に解説するための書であるので理解しやすく、『古事記』神代の段のような日本神話は、神が八百万神に解説するためのものなので理解するのに苦労する、と捉えた方が分かりやすいと思われます。
 日本神話と「創世記」を総合して解読すると、ノアの洪水のとき、高天原が崩落したために、「創世記」の高天原の区別がつかなくなってしまったようです。
 伊邪那岐命は、天照大御神様と須佐之男命の天ノ誓約の直前に、太陽神界から高天原の直下にに降っていきます。この高天原の直下が「創世記」のの領域です。
 天照大御神様が岩戸に入られると、「創世記」の天の領域から高天原に影響力を持とうとされたようです。
 GODは「創世記」のに降られた伊邪那岐命であり、KAMIは高天原にいる神々で、それぞれ存在領域が異なります。
 しかも、伊邪那岐命が降られた「創世記」の天の領域から、日本とイスラエル地方の二つの地域をご指導になられたようです。
「天にましますわれらが父よ」
 という呼びかけに母がいないのは、千引の岩戸閉めで伊邪那美命が黄泉国に行かれているからです。

 2016年6月11日、千引の岩戸が開かれました。
 2016年6月12日、素戔鳴神が復命されました。
 2016年6月23日、天照大御神様が岩戸からお出ましになられました。
 2016年7月24日、「天之機織り機」が再稼働。
 2016年7月26日(旧暦6月23日)、九頭龍にトドメが刺される。
 2016年8月6日、リオオリンピックの開幕式の日に迦具土命が復活。
 2016年8月8日、天皇陛下の生前譲位の御言葉。
 2016年8月17日、黄泉国が開かれる。
 2016年10月1日、「おのころ四音」の音が開かれる。
 2017年5月14日、ダニエルの預言に基づき、イスラエル建国69周年記念式典と祭典の開催。
         伊邪那美命が亡くなる原因になったミホト(女陰)の火傷も癒えた。
 2017年6月1日、伊邪那美命が復活されました。
 2018年2月3日、国常立神も復活されています。

 日本の神々の状況は全て整いました。
 日本の神話状況が全て整ったことを踏まえて、日本神話から「創世記」と『聖書』を読む読み方があります。
 「創世記」のとは、高天原の下位構造にあり、伊邪那岐命が天照大御神様が岩戸から出られるまで統治されてきた領域です。
 「創世記」の天に降られてきた伊邪那岐命を、『聖書』では「天にましますわれらが父よ」と尊称してきました。
「創世記」や『聖書』に対して、このように主張できるのは、日本神話を奉じる日本人だけです。
 西欧のキリスト教国やイスラム諸国に対する日本の位置は、この一点を示すだけでどのような位置にあるかを明示できると思います。
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