<国生み>「大」の領域があるということは、大国主命、大己貴命って?


このメルマガでの前提です:『聖書』のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

あいう

 こんにちは、成田亨です。
『誰も知らない 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 では画像を沢山使っています。
 今日は、もう一つの画像をご紹介します。
 ホームページの上の画像で、「大」の領域の在り方を示したものです。
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 ↓ホームページでもお読みいただけます。
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180127.html
(※)先週号のメルマガも参考になります。
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180119.html
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 神代の昔、現在の富士山はもっと高く、
 さらに宮城県周辺に日高見国があって、
 男富士山と呼ばれる高山があったらしい。

 日の昇る方の宮城県の富士山が男富士山と呼ばれ、
 日の沈む方角の現在の富士山が女富士山と呼ばれていた。

「大」という文字を象形としてみると
 大倭秋津島と大島にあるそれぞれの富士山で
 高天原を支えているようにみえます。

 さらに、大倭秋津島と大島にあるそれぞれの富士山を、
 大多麻流別、大宜都比売、大野手比売が支えてくれているようにみえます。

 こういう風に象形に文字を置いてみると
 「大」という領域があることが分ります。

 大国主命
 大己貴命
 大(おお)田種子(たたねこ)
 奈良県の田原本町にある多(おお)神社

 こういう名称に「大」という領域の名残があると思われますが、
 現代では失われてしまっています。

「大」という領域がハッキリと認識できれば、
 淡道之穂之三別島の「三別」ということの意味は
 高天原、
 大、
 海原、
 の3つ層を分ける島だということが直感的に分るのだろうと思われます。

 「大」や「淡道之穂之三別島」に対する感覚が
 失われてしまった最大の原因は、ノアの洪水が原因だと思われます。

 今日は、ノアの洪水について触れてみます。
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『誰も知らない 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 は2月初旬にアマゾンで公開されます。
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 伊弉諾神宮様と出雲大社様と焼火神社様へ印字するタイミングで、
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(1)2018年2月3日(土):18時00分から21時まで
(2)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
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 ↓詳しくは下をご覧ください。
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 トランプ大統領の2017年11月のアジア歴訪によって、世界史の状況は、
 一回は下のような動画を見ておいた方がいいと言いたくなる状況です。
【短編】響くJ アラート!ミサイル着弾までの5分間を描く「青い鳥」

2月の勉強会のテーマの案内です

■さて、今日のテーマは

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http://ougisyo.net/mag/theme/kuni-umi.html
【今日のお話】 ◆ <2月の勉強会>のお知らせ ◆
 ノアの洪水で喪失した高天原の床と「大」の屋根
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180127.html
 ↑ホームページでもお読みいただけます。
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 まず何といってもノアの洪水伝承について触れる必要があります。

 ノアの洪水がどのようにして起こったのかを
 「創世記」の記述を紹介しておきます。

〔創6:11〕この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。
〔創6:12〕神は地を御覧になった。
 見よ、それは堕落し、すべて肉なる者はこの地で堕落の道を歩んでいた。
〔創6:13〕神はノアに言われた。
「すべて肉なるものを終わらせる時がわたしの前に来ている。
 彼らのゆえに不法が地に満ちている。」

〔創7:06〕ノアが六百歳のとき、洪水が地上に起こり、水が地の上にみなぎった。
〔創7:07〕ノアは妻子や嫁たちと共に洪水を免れようと箱舟に入った。
〔創7:10〕七日が過ぎて、洪水が地上に起こった。
〔創7:11〕ノアの生涯の第六百年、第二の月の十七日、
 この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、の窓が開かれた。

『誰も知らない 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 で解説しているように、「創世記」でいう深淵とは
 日本神話の高天原の位置です。
 さらに、「創世記」でいうとは、
 ホームページ上部の画像の「大(おお)」の領域のことです。

 「創世記」の言葉の定義を、
 日本神話の言葉の定義に対応させて読み込めば、
 「大」の領域の大倭秋津島の女富士山と大島の男富士山で
 高天原を支えていたのですが、
 高天原の重さが増してしまって、高天原を支えきれなくなって
 高天原の床下が決壊してしまったようです。
 高天原の床下が決壊すると同時に、
 「大」の領域の屋根までも潰れてしまった。

 歴史のどの時点で、
 宮城県の日高見国が失われたのか詳細は不明ですが
 ノアの洪水が起こってしまっているので、
 少なくとも、ノアの洪水の前には失われてしまっているでしょう。

 現在、宮城県の日高見国は失われてしまっているので、
 男富士山の痕跡すら見当たりません。

 2011年3月11日の東日本大震災の最初の震源地は
 宮城県の金華山沖だったので、神代の昔の男富士山周辺に当たっています。

 伊邪那岐命は天照大御神様と須佐之男命の誓約の直前に、
 淡路島の伊弉諾神宮の上空に降られ、
 「音」の力を用いて、「大」の領域から高天原を床下から支えていたのです。
 ところが、高天原の状況は床下からでは支えきることが出来ないほど
 重量を増していったらしい。
 高天原の重さが増していく原因の一つに
 地上界の欲得もあり、地上界で浄化しきれないものが、
 高天原に上昇してきて高天原の重さが増していってしまった。

 現在の伊弉諾神宮では、
 夜になると上空に光の柱を立てますが、
 まさにその通り、その光の向かう先に
 聖書の主と言われる伊邪那岐命が鎮座なされています。

 同じころの伝承にホピ族の洪水伝承があります。

 第一の世界では、人々は動物と一緒に素朴な生活をした。
 第二の世界では、手工品や家屋、村落を発展させた。
 第三の世界では、人々は大都市や国々、大文明を築くに至るほどにまで人口が増え、急速に発達した。
 しかし、このことが、創造の計画に従いタイオワとソツクナングに讃美の歌を送ることを、難しくさせる結果になった。人々は、ますます自分たち自身の地上的な計画に取り込まれるようになった。
 もちろん、人々の中には初めに授けられた知恵を保っている者たちもいた。彼らは、この知恵によって、人が生命の道から外れて発展すればするほど、事が困難になることを理解していたのだった。まさにこの理由のために彼らの世界は二度まで破壊され、初めからのやり直しを迫られたのである。あまりに多くの人々がその生産力を邪悪な方法で使っているため、彼らは特に心配になった。非常に多くの人々を堕落させる悪徳で世界的に有名になった女がいた。あまりに沢山の男たちが自分の愛顧を求めてトルコ石のネックレスをくれるので、地軸の先につながる梯子に巻きつかせられるほどだ、この女は豪語した。そこで、知恵ある人々は創造主への讃歌をいっそう声高にうたった。
 彼らにはほとんど耳を貸さない人々がほかにもいた。弓族の指導のもと、彼らは創造の力をもう一つの邪悪で破壊的な方向に向けた。恐らくは、あの女の影響によるものだろう。何人かはパツボタ(獣皮製の楯)をつくり、創造力を使ってこれを空に舞い上がらせた。これに乗って沢山の人が他の都市を攻撃し、どこからきたのかわからなほどの速さでまた帰ってくることができた。まもなく、多くの都市でパツボタ(獣皮製の楯)が製造され始め、人々はこれに乗って侵略しあうようになった。こうして、第三の世界も、かつてと同様に腐敗と戦争の場と化した。
 今回は、ソツクナングがクモ女のところにきてこう告げた。
「今度は、最後まで待つ必要はない。今すぐ手を打たないと、心の中に讃歌をうたい続けている者たちさえ汚されて、滅びてしまうだろう。ここまで破壊が進んでいると、私が指定する地の果てにまで彼らが辿り着くのは難しい。そこで、私が世界を水で滅ぼすときに、あなたは彼らを助けよ」
「どうやったら救えるのでしょう?」
 とクモ女はたずねた。
 ソツクナングはこう命じた。
「着いたらまわりをみなさい。中空になっている背の高い植物がみつかるはずです。これを切って人々を中にいれなさい。次にどうするかを教えます」
 クモ女は指示通りにした。葦を切り、その中の空間に人々を入れ、少量の水と食料としてフルスキ(トウモロコシの粉)も詰めて、封印をした。こうして全員が収容されるとソツクナングが現れた。
「さあ、彼らの面倒をみるためにあなたも中に入りなさい。わたしが封印する。それから世界を滅ぼそう」
 こうして、彼は地上の水の力を解いた。すると、山々よりも高い大波が陸地を襲い、陸という陸は破壊されて海中深く沈んだ。雨はなおも降り続き、波は荒れ狂った。
 中空の葦の中に封じられた人々は激しくぶつかり合う大波の音をきいた。空中に高く上げられ、それから海にまた落とされたような感じがした。すべてが静まり返っていた。そして長い間、いつ終わるとも知れぬほど長い間、彼らは海の上を漂い続けた。
 最後に動きが止まると、クモ女は葦の封印を解いて、人々を次々に頭から引き上げ、こう命じた。
「残っている食べ物をすべてとり出しなさい」
 人々はフルスキをとり出した。すると、ずっと食べ続けていたにもかかわらず、その分量は変わっていなかった。見渡すと、自分たちがかつての最高峰の山の峰にいることがわかった。ほかは、見渡す限り海である。第三の世界で唯一残された場所に彼らはいたのだ。
「乾いた陸地がどこかにあるに違いない」
 と彼らはいった。
「ソツクナングがわたしたちのために創造してくれた第四の世界が・・・」
 人々は沢山の鳥を次々に飛ばし、新しい陸を探させた。だが、どの鳥も疲れ果てて帰ってきた。次に、人々は天にまで延びる葦を植えて、その頂に登り海を見渡したが、どこにも陸は見られなかった。
 そうするうちに、ソツクナングが現れてクモ女にいった。
「あなた方は旅を続けなければならない。内なる知恵が導いてくれるだろう。頭頂の扉は開かれている」

<中略>

 人々は昼も夜も必死に筏を漕ぎ、やや北寄りの東へと進んだ。
 ついに彼らは陸をみつけた。海から高くそそり立ち、見渡す限り北と南に広がっている。大いなる力強い陸だ、と彼らの内なる知恵は告げた。
「第四の世界だ!」
 と人々は叫び合った。

<中略>

「第四の世界だ。ついに出現の地に着いたのだ!」
 と誰もが叫んだ。
 まもなく他の人々も追いつき、全員が集まったところでソツクナングが現れた。
「よろしい。全員がこれで集まった。ここが、あなた方に用意しておいた場所である。あなた方のきた道をみてみよ」
 西と南に目をやると、自分たちの休んだ島々がみえた。
「あれは、あなた方の旅してきた跡である。わたしの滅ぼした第三の世界の高い山々の頂である。さあ、みよ」
 人々が見続けていると、一番近い島が海中に没した。まもなく、次の島が没し、ついに島々はすべて沈み去り、見えるは海ばかりとなった。
「見よ」
 とソツクナングはいった。
「わたしはあなた方の足跡さえも洗い流した。この海の底には、誇り高き都のすべて、空飛ぶパツボタ、悪に染まったこの世の富、山の頂から創造主に讃歌を捧げることに時間を使わなかった者たちが眠っている。だが、あなた方が出現の記憶と意味を保っていれば、いつかこれらの足跡がまた浮かび上がり、真実を告げてくれるときがくるだろう」
 これが、第三世界クスクルザの終わりである。

(注)私が知ったところによれば、
 ホピの伝承の多くの人々を堕落させる悪徳で世界的に有名になった女が、「ヨハネの黙示録」17章3節で「赤い獣にまたがっている一人の女」として現われてきている。

 この2つの洪水伝承に日本の神々が
 どのように関わっていたのかを見ていきたいと思っています。

(1)2018年2月3日(土):18時00分から21時まで
  洪水伝承を持たない日本神話の秘密、
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  海原(あまはら)に落下した高天原(たかあまはら)。
  須佐之男命、出雲の神々の尽力によって始まる新時代の建設。
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(2)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
  建国記念日なので
 神武天皇(神倭伊波礼比古尊)と因幡の白莵の大国主命
 のお話をさせていただきます。

 洪水伝承を持たない日本神話の秘密、ノアの洪水とホピ族が伝える洪水伝承の真実!
 天之蕗根命と櫛甕玉命の万国統治と神武天皇(神倭伊波礼比古尊)による建国
 神武天皇(神倭伊波礼比古尊)の位置づけとは?
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(3)2018年2月25日(土):18時00分から21時まで
 第一講から第三講を振り返ってみて。
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   ☆☆☆                ☆
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『誰も知らない 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 の原稿枚数が125枚になるのも不思議です。

 伊勢神宮の第62回式年遷宮という「62」の在り方は
 「12」と「5」のセットが展開されたものでした。

 それが、
 正十二面体と正二十面体になっていました。

 また、出雲大社の60年ぶりの遷御の「60」は
「12×6=60」で「12」と「5」のセットが展開されたものです。

 意図して原稿枚数が125枚にしたわけでないのですが、不思議な気がします。

 原稿はA4で125枚。4500円。
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誰も知らない伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

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 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ2 

誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

(レ)超新星の合体、次元や時空構成としての国生み。
(レ)伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みは正六面体の立体構成を目指していた。
(レ)日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌の意味とは?

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  目次

第一章 言葉の定義。日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌
  第一節 ビックバーン宇宙の前に宇宙が存在している
  第二節 『古事記』の天地創造には、2つの天地創造がある
  第三節 日本の神々は10個の次元の領域の創造を目指している
  第四節 「創世記」の天地創造
  第五節 日本神話の高天原とあまはら(海原)、うなばら(海原)
  第六節 天之御中主神の天と「創世記」の天は違う、「創世記」の深淵とは
  第七節 天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつね)
  第八節 「創世記」の天に対応する国生みの「大」という言葉
  第九節 大倭秋津島と大嶋
  第十節 伊邪那岐命が「創世記」の天に降られたのはいつか
第二章 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの記述
  第一節 千引の岩戸開きが行われると予告
  第二節 国生みの記述〜『ひふみ神示』(岡本天明)
  第三節 正六面体について考えることになったキッカケ
  第四節 伊邪那岐命と伊邪那美命は正六面体の立体構成を目指した
  第五節 ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉える
       ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉え、日本を頂点に据えている
  第六節 出雲の国引き神話の正体、正八面体の立体構成
  第七節 新しい天と新しい地、新しい心と新しい霊
      『ひふみ神示』の千引の岩戸開きに向けての一節
第三章 音で国を造った、おのころの四音
  第一節 友が島(和歌山県加太港)のオノコロ島
       仁徳天皇が読んだ歌
  第二節 和歌山県の友が島に対応する神社の実体験に基づく検証
  第三節 徳島県阿南市の蛭子神社と淡島神社
  第四節 オノコロ島と推定するための条件
  第五節 天之浮橋伝承が残っている場所があった
  第六節 島根県の隠岐諸島(島前・島後)はオノコロ島なのか
第四章 西ノ島(島根県)と霊石山(鳥取県)の天照大神の降臨伝承
  第一節 「タダヨエル」状態の「おのころ四音」
  第二節 西ノ島(隠岐諸島の島前)の天照大神の伝承
       『秀真伝』に残されている記録
       西ノ島の天照大神の降臨伝承
  第三節 霊石山(鳥取県八頭町)にある天照大神降臨伝承
       霊石山周辺は因幡の白兎の物語の中心地
       出雲の国譲りのために派遣された天之穂日命
  第四節 隠岐諸島(島根県)と霊石山(鳥取県八頭町)
  第五節 隠岐の三子島の別名は天之忍許呂別である
  第六節 淡道之穂之狭別島
       ゲゲゲの鬼太郎と魔軍伝承
第五章 大国主命(櫛甕玉命)の二度の遭難と復活、日本の未来
  第一節 櫛甕玉命(大国主命)
  第二節 日本滅亡と復活の預言
第六章 伊予の二名島以降の国生み
  第一節 五四(ゐよ)の歌、伊予の二名島
      『ホピ 宇宙からの聖書』フランク・ウオーターズ著(徳間書店)
  第2節 隠岐の三子島、天之忍許呂別(あまのおしころわけ)
      2015年2月の川崎市中1男子生徒殺害事件
  第3節 筑紫島
  第4節 国歌「君が代」は伊邪那岐命と伊邪那美命を讃える歌
  第5節 伊岐島
  第6節 津島
  第7節 佐渡島
  第8節 大倭秋津島
第七章 六島の島生み
  第1節 吉備之児島、小豆島
  第2節 大嶋 大多麻流別はどこか
  第3節 女島 天一根はどこか
  第4節 知詞島と両児島
  第5節 伊邪那岐命と伊邪那美命の最北端の伝承〜唐桑半島
  第6節 蛍の光
あとがき

このメルマガの前提です:「天」と高天原(たかあまはら)とは?

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あいう

 このメルマガの前提です:『聖書』「創世記」のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

 2016-2017年に日本の神々の状況は全て整いました。
「創世記」第一日目の神と第二日目の神は、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みをしている時のお姿です。
 第三日目から第六日目までの創造は、伊邪那岐命と伊邪那美命が神生みをしている時のお姿です。
 第七日目は、伊邪那岐命と伊邪那美命が別れるのでお二人での創造を休まれることになります。
 「創世記」第二日目で、神は大空を造り、「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 といい、大空の下と大空の上に水を分けさせられました。 そして、神は大空と呼ばれています(「創世記」第一章8節)。
「創世記」の「」の定義は厳格になされています。
 伊邪那岐命と伊邪那美命の大八島の国生みのとき、最後に産みあげられるのが「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」で、この「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」が「創世記」の「」に対応しています。
 「創世記」の天の位置を、日本神話のなかで厳密に定義すると、「大」という領域に相当しますが、「大」という観念が今では失われてしまっています。日本で「大(おお)の社(やしろ)」といった場合は、出雲大社のことをいいます。
 日本の神話では大空の下の水を「海原(あまはら)」と呼び、大空の上の水を「高天原(たかあまはら)」と呼び、定義されています。
 『聖書』「創世記」では大空の上の水についての定義はなされていません。しいてあげれば「深淵」と表現されるに留まります。
 日本神話はその「深淵」の物語なのです。
 『聖書』は、神が人々に解説するための書であるので理解しやすく、『古事記』神代の段のような日本神話は、神が八百万神に解説するためのものなので理解するのに苦労する、と捉えた方が分かりやすいと思われます。
 日本神話と「創世記」を総合して解読すると、ノアの洪水のとき、高天原が崩落したために、「創世記」の高天原の区別がつかなくなってしまったようです。
 伊邪那岐命は、天照大御神様と須佐之男命の天ノ誓約の直前に、太陽神界から高天原の直下にに降っていきます。この高天原の直下が「創世記」のの領域です。
 天照大御神様が岩戸に入られると、「創世記」の天の領域から高天原に影響力を持とうとされたようです。
 GODは「創世記」のに降られた伊邪那岐命であり、KAMIは高天原にいる神々で、それぞれ存在領域が異なります。
 しかも、伊邪那岐命が降られた「創世記」の天の領域から、日本とイスラエル地方の二つの地域をご指導になられたようです。
「天にましますわれらが父よ」
 という呼びかけに母がいないのは、千引の岩戸閉めで伊邪那美命が黄泉国に行かれているからです。
 2016年6月11日に千引の岩戸が開かれ、
 2016年6月12日に素戔鳴神が復命され、
 2016年6月23日に天照大御神様が岩戸からお出ましになられ、
 2016年8月6日に迦具土命も復活され、
 2016年8月17日に黄泉国も開かれ、
 2016年10月1日に「おのころ四音」の音が開かれ、
 2017年5月14日に伊邪那美命が亡くなる原因になったミホト(女陰)の火傷も癒え、
 2017年6月1日に伊邪那美命も復活されています。

 日本の神々の状況は全て整いました。
 日本の神話状況が全て整ったことを踏まえて、日本神話から「創世記」と『聖書』を読む読み方があります。
 「創世記」のとは、高天原の下位構造にあり、伊邪那岐命が天照大御神様が岩戸から出られるまで統治されてきた領域です。
 「創世記」の天に降られてきた伊邪那岐命を、『聖書』では「天にましますわれらが父よ」と尊称してきました。
「創世記」や『聖書』に対して、このように主張できるのは、日本神話を奉じる日本人だけです。
 西欧のキリスト教国やイスラム諸国に対する日本の位置は、この一点を示すだけでどのような位置にあるかを明示できると思います。
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