伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの到達が、ノアの洪水によってどのように変貌してしまったか?


このメルマガでの前提です:『聖書』のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

あいう

 『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』は、
2018年(平成30年)1月28日にアマゾンへの出稿手続きをすませ、
1月29日からアマゾンで公開されています。
【 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ2 ASIN: B079D9RNVC 】
 
 電子書籍
誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!
 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みは正六面体の立体構成を目指していた。
 超新星の合体、次元や時空構成としての国生み。
 日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌の意味とは?

 こんにちは、成田亨です。
『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
アマゾンで公開された次の日に当たる2018年1月30日の朝、
非常に心地よい夢をみて目覚めました。

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 ↓ホームページでもお読みいただけます。
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180131.html
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【夢の内容です】
 ある建物の地下に、駐車場か地下倉庫のような場所があります。
 その場所に日本列島が描かれている大きな布地が納められているのです。
 多くの作業員で、その日本列島が描かれている布地を地上に運び出そうとしています。
 日本列島が描かれている布地を傷つけると、現実の日本列島に揺れが起きてしまうので作業員は慎重です。
 先頭を切るグループは、灯りを装着できるヘルメットをかぶっており、トンネル工事をするような服装の作業員です。
 その責任者が、
「いくぞーっ!」
「柱と壁にぶつけるなよーっ!」
 と号令を発します。
 掛け声に合わせて、地上への運搬が始まりました。
 地下の平らな床面から、地上にでる時計回りの階段と階段の曲がり角に差し掛かります。
 ここが最大の難所です。
 シンガリを務めている人たちは、ねじり鉢巻き姿で褌一丁のハダシの海の男たちです。
 日本列島の端は島々で海洋に面しているからなのでしょう。
 先頭が地上に姿を現わし、布地が徐々に地上に姿を見せてきます。
 シンガリまで地上の広場にたどり着き、日本列島が描かれている布地が外に運び出されました。
 大きな広場でこの布地を広げてみると、金フサがついている白銀地に日本列島が描かれています。
 この布地が、大きなポールに掲揚するグループに引き渡されました。
 布地はポールに掲揚され、日本列島は大空に気品高くはためきはじめました。

あいう

 大空にはためく日本列島の旗を確認して、作業員は再び地下倉庫に戻っていきました。
 もう一つの大きな布地があるのです。
 先ほどの布地の数倍大きく、そこにも日本列島が描かれています。
 今度はこれを引き上げる番です。
 それぞれの作業員が配置につきました。
「いくぞーっ!」
「今度は前のより大きいぞ」
「ゆっくり、慎重にいくぞーっ!」
「慌てるなよーっ!」
 と声を掛け合っています。

 地下倉庫には黒い三角(▼)仮面をつけた一団が身を隠していて、遠目でその様子を探っています。
 身を潜めている場所は、時計の針の7時の方角で、地下倉庫の柱の陰に隠れています。

 作業員たちは、無事に作業を行うことができるのでしょうか?

夢の意味するところ

 2017年(平成29年)11月23日に
 『誰も知らない天照大御神の岩戸開きの真相!』
 を公開し、続いて、2018年(平成30年)1月28日に
 『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 をアマゾンで公開しました。

 上の2つの論考で取り扱っている内容は、
 論点が極めて難しいために論者がほとんどいらっしゃらない箇所になっていました。
 特に、「創世記」第一章1節と2節についての論者は皆無です。
 それだけに、この箇所を押えることが重要でした。

 この試みは成功したのだと思います。
 ところが、日本神話を知らない「世界」に向けて情報を発信していこうとすると、
いくつかの難所があるはずだと事前に感じ取れていました。

 例えば、ノアの洪水についても、
これまでの聖書研究の中でどういう議論が行われていて、
各時代の通説となっていた説はどういうものなのか?

 アブラハムの登場についても同じです。

 日本の神話をバックボーンにして
「創世記」の各項目に焦点を当てようとすると、
各時代の代表的な論旨を知っておく必要がありそうです。

 ポールに掲揚できた日本列島が描かれている布地よりも
はるかに大きい布地を、無傷に外に出すことができるでしょうか。
 これからの課題です。

 2月3日は、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの到達が、
ノアの洪水によってどのように変貌してしまったかについて触れます。
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『誰も知らない天照大御神の岩戸開きの真相!』
 はアマゾンで公開されましたが、沢山の図表や画像を用いています。
 電子書籍という形では読みにくいという方のために印字しておいたものが
 あと1セットあります。
 原稿はA4で125枚。
 印字版はこちらからお求めください。
 4500円。
  ↓
http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

■ 2月の勉強会の案内です。 ■
(1)2018年2月3日(土):18時00分から21時まで
(2)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
(3)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
 ↓詳しくは下をご覧ください。
  http://ougisyo.net/mag/theme/hakobune.html
  費用は1,500円(会場で受領します)です。
 練馬高野台駅前地域集会所
 所在地: 〒177-0033 東京都練馬区高野台1丁目7ー29
 講師:成田亨
◆◆------------------------------------------------------◆◆
 トランプ大統領の2017年11月のアジア歴訪によって、世界史の状況は、
 一回は下のような動画を見ておいた方がいいと言いたくなる状況です。
【短編】響くJ アラート!ミサイル着弾までの5分間を描く「青い鳥」

2月の勉強会のテーマの案内です

■さて、今日のテーマは

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http://ougisyo.net/mag/theme/kuni-umi.html
【今日のお話】 ◆ <2月3日の勉強会のテーマ>のお知らせ ◆
 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの到達が、ノアの洪水によってどのように変貌してしまったか?
 ノアの洪水で喪失した高天原の床と「大」の屋根。
 http://ougisyo.net/mag/rireki/20180131.html
 ↑ホームページでもお読みいただけます。
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 『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 の成果の一つに、天と「大(おお)」の領域の識別を明確化できたことにありました。
 その結果、ノアの洪水が
どの規模のモノだったのかを示せるようになりました。

<日本神話の「天(てん)」と「創世記」の天(テン)の領域>

あいう

<日本神話の「大(おお)」の領域>

あいう

 実をいうと、
このノアの洪水は、天照大御神と須佐之男命の天ノ誓約の時点で、
須佐之男命と伊邪那岐命にとっては推測できる事態の一つでもあったらしい。

 伊邪那岐命はノアの洪水のような事態にならないように、
「創世記」の天の領域に降られて、「創世記」の天の領域から
高天原を支えようとしたと思われます。

 日本の神話の状況も、
ノアの洪水やホピの洪水を経ることによってガラリ一変してくるように思われます。

 こういうお話を2月3日にさせていただこうと思います。

 事前に「創世記」の記述を紹介しておきます。

〔創6:11〕この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。
〔創6:12〕神は地を御覧になった。
 見よ、それは堕落し、すべて肉なる者はこの地で堕落の道を歩んでいた。
〔創6:13〕神はノアに言われた。
「すべて肉なるものを終わらせる時がわたしの前に来ている。
 彼らのゆえに不法が地に満ちている。」

〔創7:06〕ノアが六百歳のとき、洪水が地上に起こり、水が地の上にみなぎった。
〔創7:07〕ノアは妻子や嫁たちと共に洪水を免れようと箱舟に入った。
〔創7:10〕七日が過ぎて、洪水が地上に起こった。
〔創7:11〕ノアの生涯の第六百年、第二の月の十七日、
 この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、の窓が開かれた。

『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
 で解説しているように、「創世記」でいう深淵とは
 日本神話の高天原の位置です。

 ノアの洪水と同じころの伝承にホピ族の洪水伝承があります。

 第一の世界では、人々は動物と一緒に素朴な生活をした。
 第二の世界では、手工品や家屋、村落を発展させた。
 第三の世界では、人々は大都市や国々、大文明を築くに至るほどにまで人口が増え、急速に発達した。
 しかし、このことが、創造の計画に従いタイオワとソツクナングに讃美の歌を送ることを、難しくさせる結果になった。人々は、ますます自分たち自身の地上的な計画に取り込まれるようになった。
 もちろん、人々の中には初めに授けられた知恵を保っている者たちもいた。彼らは、この知恵によって、人が生命の道から外れて発展すればするほど、事が困難になることを理解していたのだった。まさにこの理由のために彼らの世界は二度まで破壊され、初めからのやり直しを迫られたのである。あまりに多くの人々がその生産力を邪悪な方法で使っているため、彼らは特に心配になった。非常に多くの人々を堕落させる悪徳で世界的に有名になった女がいた。あまりに沢山の男たちが自分の愛顧を求めてトルコ石のネックレスをくれるので、地軸の先につながる梯子に巻きつかせられるほどだ、この女は豪語した。そこで、知恵ある人々は創造主への讃歌をいっそう声高にうたった。
 彼らにはほとんど耳を貸さない人々がほかにもいた。弓族の指導のもと、彼らは創造の力をもう一つの邪悪で破壊的な方向に向けた。恐らくは、あの女の影響によるものだろう。何人かはパツボタ(獣皮製の楯)をつくり、創造力を使ってこれを空に舞い上がらせた。これに乗って沢山の人が他の都市を攻撃し、どこからきたのかわからなほどの速さでまた帰ってくることができた。まもなく、多くの都市でパツボタ(獣皮製の楯)が製造され始め、人々はこれに乗って侵略しあうようになった。こうして、第三の世界も、かつてと同様に腐敗と戦争の場と化した。
 今回は、ソツクナングがクモ女のところにきてこう告げた。
「今度は、最後まで待つ必要はない。今すぐ手を打たないと、心の中に讃歌をうたい続けている者たちさえ汚されて、滅びてしまうだろう。ここまで破壊が進んでいると、私が指定する地の果てにまで彼らが辿り着くのは難しい。そこで、私が世界を水で滅ぼすときに、あなたは彼らを助けよ」
「どうやったら救えるのでしょう?」
 とクモ女はたずねた。
 ソツクナングはこう命じた。
「着いたらまわりをみなさい。中空になっている背の高い植物がみつかるはずです。これを切って人々を中にいれなさい。次にどうするかを教えます」
 クモ女は指示通りにした。葦を切り、その中の空間に人々を入れ、少量の水と食料としてフルスキ(トウモロコシの粉)も詰めて、封印をした。こうして全員が収容されるとソツクナングが現れた。
「さあ、彼らの面倒をみるためにあなたも中に入りなさい。わたしが封印する。それから世界を滅ぼそう」
 こうして、彼は地上の水の力を解いた。すると、山々よりも高い大波が陸地を襲い、陸という陸は破壊されて海中深く沈んだ。雨はなおも降り続き、波は荒れ狂った。
 中空の葦の中に封じられた人々は激しくぶつかり合う大波の音をきいた。空中に高く上げられ、それから海にまた落とされたような感じがした。すべてが静まり返っていた。そして長い間、いつ終わるとも知れぬほど長い間、彼らは海の上を漂い続けた。
 最後に動きが止まると、クモ女は葦の封印を解いて、人々を次々に頭から引き上げ、こう命じた。
「残っている食べ物をすべてとり出しなさい」
 人々はフルスキをとり出した。すると、ずっと食べ続けていたにもかかわらず、その分量は変わっていなかった。見渡すと、自分たちがかつての最高峰の山の峰にいることがわかった。ほかは、見渡す限り海である。第三の世界で唯一残された場所に彼らはいたのだ。
「乾いた陸地がどこかにあるに違いない」
 と彼らはいった。
「ソツクナングがわたしたちのために創造してくれた第四の世界が・・・」
 人々は沢山の鳥を次々に飛ばし、新しい陸を探させた。だが、どの鳥も疲れ果てて帰ってきた。次に、人々は天にまで延びる葦を植えて、その頂に登り海を見渡したが、どこにも陸は見られなかった。
 そうするうちに、ソツクナングが現れてクモ女にいった。
「あなた方は旅を続けなければならない。内なる知恵が導いてくれるだろう。頭頂の扉は開かれている」

<中略>

 人々は昼も夜も必死に筏を漕ぎ、やや北寄りの東へと進んだ。
 ついに彼らは陸をみつけた。海から高くそそり立ち、見渡す限り北と南に広がっている。大いなる力強い陸だ、と彼らの内なる知恵は告げた。
「第四の世界だ!」
 と人々は叫び合った。

<中略>

「第四の世界だ。ついに出現の地に着いたのだ!」
 と誰もが叫んだ。
 まもなく他の人々も追いつき、全員が集まったところでソツクナングが現れた。
「よろしい。全員がこれで集まった。ここが、あなた方に用意しておいた場所である。あなた方のきた道をみてみよ」
 西と南に目をやると、自分たちの休んだ島々がみえた。
「あれは、あなた方の旅してきた跡である。わたしの滅ぼした第三の世界の高い山々の頂である。さあ、みよ」
 人々が見続けていると、一番近い島が海中に没した。まもなく、次の島が没し、ついに島々はすべて沈み去り、見えるは海ばかりとなった。
「見よ」
 とソツクナングはいった。
「わたしはあなた方の足跡さえも洗い流した。この海の底には、誇り高き都のすべて、空飛ぶパツボタ、悪に染まったこの世の富、山の頂から創造主に讃歌を捧げることに時間を使わなかった者たちが眠っている。だが、あなた方が出現の記憶と意味を保っていれば、いつかこれらの足跡がまた浮かび上がり、真実を告げてくれるときがくるだろう」
 これが、第三世界クスクルザの終わりである。

(注)私が知ったところによれば、
 ホピの伝承の多くの人々を堕落させる悪徳で世界的に有名になった女が、「ヨハネの黙示録」17章3節で「赤い獣にまたがっている一人の女」として現われてきている。

 この2つの洪水伝承に日本の神々が
 どのように関わっていたのでしょうか。

(1)2018年2月3日(土):18時00分から21時まで
  伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの到達が、
  ノアの洪水によってどのように変貌してしまったか?
 ノアの洪水で喪失した高天原の床と「大」の屋根
 申込み ⇒ http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

(2)2018年2月11日(日):13時30分から16時まで
  建国記念日なので
 神武天皇(神倭伊波礼比古尊)と因幡の白莵の大国主命
 のお話をさせていただきます。

 洪水伝承を持たない日本神話の秘密、ノアの洪水とホピ族が伝える洪水伝承の真実!
 天之蕗根命と櫛甕玉命の万国統治と神武天皇(神倭伊波礼比古尊)による建国
 神武天皇(神倭伊波礼比古尊)の位置づけとは?
 申込み ⇒ http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

(3)2018年2月25日(土):18時00分から21時まで
 第一講から第三講を振り返ってみて。
 申込み ⇒ http://ougisyo.net/mousikomi-manabi/mousikomi.html

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 電子書籍(アマゾンで販売中)
 『誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!』
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   ☆☆☆                ☆
   ☆☆      編集後記      ☆☆
   ☆                ☆☆☆
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 2018年1月31日22:27 は、満月で皆既月食です。
 日本全国で部分食の始めから終わりまでを見ることのできる、たいへん条件のよい皆既月食だそうです。
 月は20時48分に欠け始め、21時51分には完全に欠けて皆既食となります。皆既食が1時間17分続いた後、23時8分には輝きが戻り始め、真夜中を過ぎた0時12分に元の丸い形となります。

あいう

 私も次の課題に移ります。

誰も知らない伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

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 「聖書の封印が解かれる日」シリーズ2 

誰も知らない、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの真実!

(レ)超新星の合体、次元や時空構成としての国生み。
(レ)伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みは正六面体の立体構成を目指していた。
(レ)日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌の意味とは?

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  目次

第一章 言葉の定義。日本神話の天と高天原、「創世記」の天と混沌
  第一節 ビックバーン宇宙の前に宇宙が存在している
  第二節 『古事記』の天地創造には、2つの天地創造がある
  第三節 日本の神々は10個の次元の領域の創造を目指している
  第四節 「創世記」の天地創造
  第五節 日本神話の高天原とあまはら(海原)、うなばら(海原)
  第六節 天之御中主神の天と「創世記」の天は違う、「創世記」の深淵とは
  第七節 天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつね)
  第八節 「創世記」の天に対応する国生みの「大」という言葉
  第九節 大倭秋津島と大嶋
  第十節 伊邪那岐命が「創世記」の天に降られたのはいつか
第二章 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの記述
  第一節 千引の岩戸開きが行われると予告
  第二節 国生みの記述〜『ひふみ神示』(岡本天明)
  第三節 正六面体について考えることになったキッカケ
  第四節 伊邪那岐命と伊邪那美命は正六面体の立体構成を目指した
  第五節 ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉える
       ルドルフ・シュタイナーも地球を四面体と捉え、日本を頂点に据えている
  第六節 出雲の国引き神話の正体、正八面体の立体構成
  第七節 新しい天と新しい地、新しい心と新しい霊
      『ひふみ神示』の千引の岩戸開きに向けての一節
第三章 音で国を造った、おのころの四音
  第一節 友が島(和歌山県加太港)のオノコロ島
       仁徳天皇が読んだ歌
  第二節 和歌山県の友が島に対応する神社の実体験に基づく検証
  第三節 徳島県阿南市の蛭子神社と淡島神社
  第四節 オノコロ島と推定するための条件
  第五節 天之浮橋伝承が残っている場所があった
  第六節 島根県の隠岐諸島(島前・島後)はオノコロ島なのか
第四章 西ノ島(島根県)と霊石山(鳥取県)の天照大神の降臨伝承
  第一節 「タダヨエル」状態の「おのころ四音」
  第二節 西ノ島(隠岐諸島の島前)の天照大神の伝承
       『秀真伝』に残されている記録
       西ノ島の天照大神の降臨伝承
  第三節 霊石山(鳥取県八頭町)にある天照大神降臨伝承
       霊石山周辺は因幡の白兎の物語の中心地
       出雲の国譲りのために派遣された天之穂日命
  第四節 隠岐諸島(島根県)と霊石山(鳥取県八頭町)
  第五節 隠岐の三子島の別名は天之忍許呂別である
  第六節 淡道之穂之狭別島
       ゲゲゲの鬼太郎と魔軍伝承
第五章 大国主命(櫛甕玉命)の二度の遭難と復活、日本の未来
  第一節 櫛甕玉命(大国主命)
  第二節 日本滅亡と復活の預言
第六章 伊予の二名島以降の国生み
  第一節 五四(ゐよ)の歌、伊予の二名島
      『ホピ 宇宙からの聖書』フランク・ウオーターズ著(徳間書店)
  第2節 隠岐の三子島、天之忍許呂別(あまのおしころわけ)
      2015年2月の川崎市中1男子生徒殺害事件
  第3節 筑紫島
  第4節 国歌「君が代」は伊邪那岐命と伊邪那美命を讃える歌
  第5節 伊岐島
  第6節 津島
  第7節 佐渡島
  第8節 大倭秋津島
第七章 六島の島生み
  第1節 吉備之児島、小豆島
  第2節 大嶋 大多麻流別はどこか
  第3節 女島 天一根はどこか
  第4節 知詞島と両児島
  第5節 伊邪那岐命と伊邪那美命の最北端の伝承〜唐桑半島
  第6節 蛍の光
あとがき

このメルマガの前提です:「天」と高天原(たかあまはら)とは?

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あいう

 このメルマガの前提です:『聖書』「創世記」のいう「天」と日本神話の高天原(たかあまはら)とは?

 2016-2017年に日本の神々の状況は全て整いました。
「創世記」第一日目の神と第二日目の神は、伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みをしている時のお姿です。
 第三日目から第六日目までの創造は、伊邪那岐命と伊邪那美命が神生みをしている時のお姿です。
 第七日目は、伊邪那岐命と伊邪那美命が別れるのでお二人での創造を休まれることになります。
 「創世記」第二日目で、神は大空を造り、「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」 といい、大空の下と大空の上に水を分けさせられました。 そして、神は大空と呼ばれています(「創世記」第一章8節)。
「創世記」の「」の定義は厳格になされています。
 伊邪那岐命と伊邪那美命の大八島の国生みのとき、最後に産みあげられるのが「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」で、この「天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)」が「創世記」の「」に対応しています。
 「創世記」の天の位置を、日本神話のなかで厳密に定義すると、「大」という領域に相当しますが、「大」という観念が今では失われてしまっています。日本で「大(おお)の社(やしろ)」といった場合は、出雲大社のことをいいます。
 日本の神話では大空の下の水を「海原(あまはら)」と呼び、大空の上の水を「高天原(たかあまはら)」と呼び、定義されています。
 『聖書』「創世記」では大空の上の水についての定義はなされていません。しいてあげれば「深淵」と表現されるに留まります。
 日本神話はその「深淵」の物語なのです。
 『聖書』は、神が人々に解説するための書であるので理解しやすく、『古事記』神代の段のような日本神話は、神が八百万神に解説するためのものなので理解するのに苦労する、と捉えた方が分かりやすいと思われます。
 日本神話と「創世記」を総合して解読すると、ノアの洪水のとき、高天原が崩落したために、「創世記」の高天原の区別がつかなくなってしまったようです。
 伊邪那岐命は、天照大御神様と須佐之男命の天ノ誓約の直前に、太陽神界から高天原の直下にに降っていきます。この高天原の直下が「創世記」のの領域です。
 天照大御神様が岩戸に入られると、「創世記」の天の領域から高天原に影響力を持とうとされたようです。
 GODは「創世記」のに降られた伊邪那岐命であり、KAMIは高天原にいる神々で、それぞれ存在領域が異なります。
 しかも、伊邪那岐命が降られた「創世記」の天の領域から、日本とイスラエル地方の二つの地域をご指導になられたようです。
「天にましますわれらが父よ」
 という呼びかけに母がいないのは、千引の岩戸閉めで伊邪那美命が黄泉国に行かれているからです。
 2016年6月11日に千引の岩戸が開かれ、
 2016年6月12日に素戔鳴神が復命され、
 2016年6月23日に天照大御神様が岩戸からお出ましになられ、
 2016年8月6日に迦具土命も復活され、
 2016年8月17日に黄泉国も開かれ、
 2016年10月1日に「おのころ四音」の音が開かれ、
 2017年5月14日に伊邪那美命が亡くなる原因になったミホト(女陰)の火傷も癒え、
 2017年6月1日に伊邪那美命も復活されています。

 日本の神々の状況は全て整いました。
 日本の神話状況が全て整ったことを踏まえて、日本神話から「創世記」と『聖書』を読む読み方があります。
 「創世記」のとは、高天原の下位構造にあり、伊邪那岐命が天照大御神様が岩戸から出られるまで統治されてきた領域です。
 「創世記」の天に降られてきた伊邪那岐命を、『聖書』では「天にましますわれらが父よ」と尊称してきました。
「創世記」や『聖書』に対して、このように主張できるのは、日本神話を奉じる日本人だけです。
 西欧のキリスト教国やイスラム諸国に対する日本の位置は、この一点を示すだけでどのような位置にあるかを明示できると思います。
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